「嫁が妊娠した!!!」台湾、ベトナム住みます芸人奮闘記 ~その時、男はどうする!?~

2015年からアジア住みます芸人がスタート。滞在中に2人の男性が父となる。

妊娠発覚 編〜中川家の場合〜

三木「漫才ボンボン三木です」

中川「ダブルウィッシュ中川です。海外での子育てブログは多くありますが、こういった形は中々ないですからね。楽しんでもらえたら何よりです」

三木「そうね。けど、読者に楽しんでもらうのもそうだけど、自分が知りたいことが多すぎる(笑)」

中川「まだ、子供産まれてませんもんね(この時2018年6月)!」

三木「今日から、色々質問していくから!

ぶっちゃけわからんことが多すぎるのよ」

中川「そりゃそうですよ。誰だってお父さん1年目からスタートするんですから(キメ顔)」

三木「。。。。手垢のついたフレーズやなぁ(笑)」

中川「先人から大いに学んだと言ってください(笑)」

三木「お父さん1年目と、海外ってのがのっかってるから、大変やと思うのよ。今、妻が妊娠6ヶ月で、先に予習しときたい

いきなりやけど、中川は実際、妊娠がわかった時どう思った?」

 

中川「僕は、正直な話、無茶苦茶嬉しかったですよ。妊娠がわかったのが、20163月です。僕がベトナムで暮らし始めたのが、20157月からで、妻が日本から来たのが、その年の10月です。妻がベトナム生活に慣れたぐらいから、子作りしたいなーっては、思ってたんです。でも、妻と子作りについて話したことはなかったので、妻は生理がないってことで、最初かなり不安になってました」

三木「確かに不安だよね。

中川「生理が来ないってなって、まず妊娠検査薬が売ってあるところを調べました。そして、薬局に買いに行ったら、驚きです」

三木「何が?」

中川「値段ですよ。値段!!!

130000ドン。約150円ですよ。日本だと600円から700円するんですよ」

三木「まずは、ベトナムのドンの大きさに驚くけど。

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最高紙幣は500000ドン(硬貨はなし)

 

150円は安いね。

妊娠発覚して、それから、すぐに行く病院は決まった?」

中川「決まらないです。

幸いあまり病院にお世話になることもなかったんで、病院の知識もなくて。さらには、婦人科、産科の病院?僕には初めましてです。

だから、家の近くの病院に、まず行こうと思いました。

かといって、ローカルに連れて行っても、ベトナム語も流暢に出来ないので、日本人通訳のいる外資系病院F病院に行きました。

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あるローカル小児科病院


F病院はホーチミン市中心地に位置し、外国人医師も多く、英語対応してくれます。また、日本人通訳も常駐しており、かなり綺麗な病院です。

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ある外資系病院

来院すると、日本人の通訳の方が、ずっと付きっ切りで、婦人科の先生と共に診察の説明をしてくれました。診察が終わると、検査がわかり次第メールをくれると先生に言われました。それから、受付に料金を支払いに行くと、保健の有無を聞かれました」

三木「妊娠も保険きくんだね」

中川「僕は、適用されないと思ってました。そして、その旨を伝えると、日本人通訳の方から『まだ、妊娠と確定ではないので、妊娠してたら、また支払いに来てください』と言われました。

僕らは首を長~くして待とうと、家に着くと、1時間もせずに婦人科の先生からメールが来ました。

congratulations on your pregnancy!(妊娠おめでとう)』

と言うメールです。

僕ら夫婦は大喜びしていると、病院からメールも届きました。

300万ドン支払いに来てください!

ビーン!!!」

三木「300万ドン!!!?」

中川「あ、約15000円です!」

三木「お〜そうか〜!」

中川「一気に現実に引き戻されました。これが、外資系の病院です。本当に高いです」

三木「ちょっとベトナムのドンの大きさで、またピンと来なかったけど!笑 やっぱり外資系の病院高いんやな~」

中川「そうなんですよ。ベトナムはまだまだ、医療が発達していなくて、高度な治療を要求する場合、タイやシンガポールに治療に行く人もいます。それだけ、高度な医療は希少価値が高いんです。

だから、実は、日本で出産するか、ベトナムで出産するか結構悩みました。

日本人でベトナムで出産した人の話も聞いたんですが、『問題なく産むことはできるよ。最近だと外国で勉強して来た先生も多いし、技術や安全性も高くなってる』と言ってました。ただ、その人、ベトナム語話せるんですよね。だから、色んなことを自分で伝えて理解することが出来たと思うんです。出産って、身体的な痛みは当然のこと、精神的な痛みもあるじゃないですか?

男性には一切理解できませんが、そこのケアは医者しか出来ないと思ったので、日本で日本語で対処して下さる病院を選びました。お金の面も、出産補助金もあって、日本で産むのが全体で見ると安かったんです」

三木「そうなんだ!!」

中川「出産一時補助金は最大43万円支給されます。よって、出産費用はこれで補填できます。子育て支援の方は行政によって違いますが、少子化を止める為に、様々な手助けがあります。中学生まで医療費無料だったり、予防接種無料だったりありますね。各自治体のホームページを1度みてみた方がいいですよ」

それと、ここから、かなり余談なんですが、F病院に2日後料金を支払いにいったんです。

そしたら、その1年後ぐらいですかね。メールが来まして、

『あなたは診察代を払ってないですよね。すぐに支払いに来てください』」

三木「え!?支払いに行ったんやろ」

中川「間違いなく行きました。15000円なんて僕からしたら大金!!覚えてないわけがない!憎しみの記憶力は根深いですからw

支払いに行ったの覚えてますもん」

三木「それで、どうなったん?」

中川「払った旨を伝えると、領収書見せてくれみたいなメールが届いたんです。

疑われてるんです。

僕は、海外では必ず大金払う時は領収書取っておくようにしてるんです。だから、持っていこうと家の中を探しました。。。

 

でも、ありませんでした」

三木「あかんやん、保管してなかったんかい?」

中川「あかんやんです。どこやったっけ?と妻に相談しました。

その時、妻は出産終えた直後ぐらいで日本で子育てしてました。すると、妻は『日本に、領収書あるよ』と言ってくれました。役所に補助金が出るかどうかを相談したりする為、全て持って帰っていたんです」

三木「一安心やな」

中川「それで、F病院にその領収書の写真を添付してメールしてやりましたよ。印籠かの如く」

三木「一件落着やな」

中川「はい、丁重な謝罪文が来ました。ただ全て英語の文章だった為、なんか軽い感じにはなりますよね(笑)

 

ちなみに、さらに余談ですが、この病院、まじで受付の会計がポンコツなんです。その後、取られなくていい診察代もとられてました。取り返しましたけど、ここには、もう行かないと今では決めてます」

三木「そうかぁ〜。病院選びも本当に大切ということか」

中川「はい!高い医療費払ってますし、それに信頼関係が1番大事だと思うんで!!!」

三木「はい、かしこまりました!」

中川「はい!いい返事です!(笑)

それでは、次回は三木さんの家の妊娠発覚を教えてくださいませ!」

 

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